2013年7月2日火曜日

あすかホール




兵庫県の西部、太子町のあすかホールでの音楽祭に妻と共に招聘を戴きました。


立派なホール、クレバーな進行と役員の方々、ストレスの無い時間と歓迎、ありそうで
存外少ない素敵な時間を共有、提供をして戴き、それゆえにこちらも音質を重視しての
演奏をご提供出来たかという気がしています。



最後は会場の皆さんも一緒に合同演奏を





実はリコーダーとピアノという組み合わせは、「音量バランス」は当然、最も困難なのは
相手(ピアノ)が調律法が絶対的に平均律であること、こちらは古典調律に慣れている、
或いは純正律を求めるなど、非常にデリケートなものだというコトなのです。

現代楽器と根本的には古楽器であるリコーダーの独特の合わせ術とでも言いましょうか・・・。

ぶふぁ~ぶひぃ~どべ~っと吹くのは下品で嫌い、更に会場に「通る音」、綺麗な音質を
お届けしたいと思うプロ根性?みたいな方向性が結局自分の緊張感を少なからず高めます。
しかし、恐らく聴かれる方々には関係ないことでしょう。

こちらはそれにより適合しやすい楽器を選定したり、妻との長いデュオ経験でも妥協せず、
よく練習をする、というコトまでもする、ものなのです。





ともかく、

合唱を中心とした素敵な音楽祭でした。その第10回記念への招聘とは大変恐縮でした。

私の祖父のひとりはお隣の龍野の出身という歴史も相まって、私の素敵な思い出になりました。



しかし、どこにでも立派なホールにスタンウェイのフルコンがあるものですねぇ。