2014年1月27日月曜日

個人:バロック 発表会



年に一度の個人による発表の機会を作らせて戴き、昨日無事に、しかも内容が例年にないほどに
濃く終了しました。素敵なお花を戴き、感謝の意にたえません。ありがとうございます。




出演者のほとんどが、絶対に毎年続けられる事で、ご自分や音楽への意志力は勿論、他人に披露する事でわかる孤独感や、本番に潜む魔物と闘う、極めてパーソナルの強い方々のご参加で、当方の準備などに対する苦労は一蹴され、故に心が折れそうになりながらも、毎年繰り返し主催をさせて頂くわけでございます。スキルを上げようという意思は半端ありません。

特に私がやりたいわけではありません。しかし上記のプロセスがモチベーションになるのです。

普段は良いとして、発表会では先生などは事務方、微力に過ぎず、何よりも皆様が主役であり、継続が力となり、経験が財産となり、互いの成長を認め合う、などの建設的な要素を多くはらんでいるわけで、そこに出演演奏の意義、というポイントがあります。

今回は欠場率の極めて低い愛好家のいつもの方々と、極めて若い世代が、例えば、友人を伴い、教会カンタータ等を疲労してくれました。



相変わらず超若手(中学1年)の@ちゃんは、才能に満ち溢れた演奏を展開し、一年の成長を心地良く見せつけてくれました。



皆様が絶対にお上手になられる辺りは一体何なのでしょうか。
やはり音楽に対するひたむきさの一言につきるでしょう。


本来、先生がそこまでやるか?という意味では、日々の忙殺も相まってもう辞めようかとも思わなくは無いものの、結局は皆様に感動を戴き、故に毎年懲りずに続けているのですが、先人の言う通り、継続は力、ですので、恐らく数年は続くと思いますし、続けなけてばと思わされところです。

素晴らしかった皆様の演奏に拍手を送ります。